ここ数ヶ月で見た映画のお話

映画をいろいろ見ているので、感想も兼ねてのメモ。
次回は、ダンボかアベンジャーズを見たい。

グリーンブック
言わずと知れた、2018年度のアカデミー賞受賞作品。
黒人ピアニストが、白人の運転手(ボディガードも含む?)を連れ、アメリカ南部へコンサートツアーに行くお話。
この物語が、今、このタイミングで、アカデミー賞をいただいた理由とは?それを知りたかった。
物語は、淡々と水の流れのように流れ、時代背景と地域文化が色濃く描かれる。
無情、ひたすら無情で、なぜだか自然に泣けてくるストーリーだった。
ピアノの音も、それを際立たせるかのように表現されていた。
また見たい映画だと思えた。

ドラえもん のび太の月面探査記
こどもと一緒に見に行った映画、その1。
少し間延び感があったけれど、大人も子供も楽しめる映画。
ただ、小学生以下のお子様には、少し時間が長すぎるかな、という感じがした。
ストーリーやキャラクター設計は子供映画と侮りがたかったし、2時間で収まったらよかったのかも、と個人的には思えた。

メリー・ポピンズ リターンズ
いかにもディズニー!なミュジージカル調でストーリーは進んでいく。
アニメーションと映像との融和が素敵だった。
メリーポピンズは、苦難の時に現れ、苦難が去ると去っていく。
彼女は特段、何をしてくれる!というわけではない。
ただ、気の持ち様・考え方の転換で、物事はうまく進むのかもしれないという気づきを与えてくれる。
そういう人が、一人身近にいるだけで、幸せだなと思った。

プーと大人になった僕
こどもと一緒に見に行った映画、その2。
プーがひたすら可愛かった。
大人になったクリストファー・ロビンは、大事なことを忘れていた。
ただ、その「忘れていたこと」は、誰もが大人になるにつれ、ポケットにしまってしまうものであった。
いつまでも子供のままではいられないのはもちろんだが、固定概念にとらわれた大人にはなりたくはない。
しかし、今の自分を見てみよう。どんな自分だ・・・?
という風刺にも満ちた映画であった。
そして、またディズニーに行きたくなった。