「おいちい」を聞きたくて

むすめの「おいちい」を聞きたくて、毎日ごはんを作っているかも、というおはなし。


しろいごはんはちょっとだけ苦手です。
なので、好きなキャラクターや動物の絵が描かれた器に盛りつけます。
それでもダメなら、ふりかけをかけたり、おにぎりにします。

おかずのいろが茶色だけだとおいしくなさそうです。
お野菜をたくさん入れて、たくさんのいろをいれてあげます。

ソース、醤油、お塩、お砂糖。とり過ぎはカラダに良くないですよ?
ダシをしっかりとって、調味料をあまり使わなくてもうまみがこもった味付けにします。

あらあら、今日もお肉を食べたいの?
それならば、きょうは畑のお肉(大豆)をつかったお料理にしましょうね。


言葉で意思疎通がだんだんとれてきた今日この頃。
むすめの意見を聞いて、夕飯のレシピを考えることが多いのですが、そこはまだこどものこと。
要望通りのものを平らげてくれる、とも限りません。
そんなときは、すこしずつでもたべてくれて、「おいちい!」と言ってくれたら、それでいいや!とおもうことにしています。
ごはんの時間をルーズにさせてもよくないし、かといって、好きなものだけを食べさせるというのも良くない。
いろんな食材を、バランスよく食べるようにさせたい。
むすめがかよっている保育園では、じつに様々な料理を食べさせており、この一年で、彼女の舌はすさまじいほどに開発されました。
盛りつけに関するこだわりも、一年前よりも厳しくなりました。
むすめを満足させないと家族の食事が停滞しがち。
彼女がきちんと食べてくれると、家族も自然に笑顔になる。
保育園にいれて、いろんなことができるようになったけれど、「おいちい」を聞く頻度もこの一年でグンと増えた気がします。

なかなか食べてくれないときも、それこそ毎日のようにあるけれど、「おいちい」をきけているので、毎日ごはんを楽しく作れているのかもしれません。