Station5 CS5セミナーに出演してきました。

先日、5月26日。
表参道で開催中の、Station5 CS5セミナーに、出演してきました。

題して「Andronjoの日」
自分が参加しているコミュニティ・日本Androidの会 女子部への出演依頼でした。
アプリ制作(UIデザイン)のほか、当日はディスカッションに参加しまして、デザイナ目線から少々お話しました。
いやはや、緊張しました。

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さて、そもそものキッカケ。
先日、5月19日・20日に開催されたGoogle I/Oで発表があったとおり、adobeさんよりFlashの拡張機能である、「AIR for Android」、そしてFlash Player10.1がリリースされます。
それにあたり、
「Android開発者(しかも女子のみ)がFlash/FlexでFlash/AIRアプリを作ってみたよ!」
を実演してみた、という内容でした。

そんなわけで、今回は2つのアプリを制作することになりました。
ひとつは、矢野りんさんがUIデザイン担当の「よりべん」というゲームアプリ。
もうひとつは、自分がおもにUIデザイン担当の「にゃんこあつめ」というボイスアプリ。
2アプリとも、デザイナ&プログラマというチーム開発になりました。

さぁ、アプリをつくってみよう!
1週間くらいの動きを書いていきます。

■作業工程
1.UIデザインをする。
2.Flaファイル化。
3.実装。
というもの。

■制作ツール
ベースUIデザイン:illustrator CS5,Photoshop CS5
Flash:Flash CS5

デザインは、自分含め2名。
工程としては、
(1)画面仕様などは矢野さんが作成。
(2)それをもとに、別のデザイナさん&自分でベースUIを決め、作成する。
(3)ベースUIを元に最終デザインを作成する。

■で、あなたは何をやったの?
↑の工程の(3)を担当しました。
作業を進める中で、illustrator CS5の反応の軽さに凄まじく感動したのを覚えています。
制作部分以外でも、UIを話し合っていく工程が非常にワクワクして楽しかったです。

■ファイルの受け渡し
Flaで行いました。
実装側にファイルを渡す際も潤滑に進んだ気がします。

■実装内容
「にゃんこあつめ」実装担当した、プログラマさん(女子部ふくぶちょー)のBlogをご覧ください。
AIR on Android 女子部イベント

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adobeさんのFlashへの取り組みは個人的には嬉しいですし、歓迎です。
Web以外の場面で、Flashを活用できる機会が増えるのですから。
・ビジュアル表現の幅が広がる。
・Andoridアプリを作れる。
・チーム体制での制作のノウハウが生かせたり、学べる。

iPhoneにはない自由がAndroidにはある。
ならば、その自由の中で何が出来るか試したい。
デザイナーな自分がAndroidに興味を抱いている理由は、そこにあったりします。

自分の中心ワークでもある「Web」という仕事の中でも、iPhone/Androidといったスマートフォンに対応する必要は避けられないですし、今後の動向を探る上でも欠かせないですしね。
自分が作ったものが動かせるデバイスがないと、自身の制作物におけるクオリティに100%の確証は得られないと思うんです。
そして、日々使うことで、各デバイスのことがわかってくる。
ですので、iPhoneもiPadもAndroidも必要。
絞ることも時には必要ですけど、マルチ対応できたほうがいろいろと世界は広がる気がするので。

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最後に。
このような機会を与えてくださったadobeさん、そして矢野さんに心から感謝します。