020930.
上京して1ヶ月が経とうとしている。 気付いてみたらあっという間だった。 未だに訛りは消えないけれど、それでもいいんじゃないかな、と思うようになった。 訛ったって恥ずかしいことではないし。割合、自分らしい。
イラストが好きなのも改めて思い知ったしそれを強みにしていこうかな、と思う。 サイトは当分このままに・・・しておいて。 作品に力を入れなくては。 と、そんなふうに時間を過ごしていた。都内を駆けずり回っていた。
万事順調とは少しも言えないけれど、光は見えだしてきた・・・ような気がする。 仕事を何とかしよう、そのことばかり考えていた。少しでも夢を早く叶えたい、自分では焦っていないつもりだったけど。 冷静に見つめてみるとやはり焦っていた。他のコトに気を紛らわさないようにしていた。 全て心の底に封印していた。家族はかけがえのないものでいつだって側にいる。
けれど、あんなに好きだったのに今は気持ちが冷めている人がいる。
仕事の時だって寝る時だって夢にまで見るくらい、好きな人がいた。出会いは偶然で性格も考え方も正反対。最初はただの相談相手くらいにしか思っていなかった。当時別に好きな人がいたし、同性に相談した方がいいと思った。何時のまにか好きになっていて、けれど気持ちは伝えられない。私も彼も地元第一に考えていたし、態度もお互い曖昧だった。
そんなふうに時間をやり過ごしてきて早3年。
上京するまでは揺るがなかった気持ちが簡単に崩れそうになっていた。
こんなふうに思ってしまった原因はなんだろう・・・自分でも判らない。
本気でなかったのだとすれば答えは簡単に出る。 けれど・・・意味不明な心の変化、それに気付いてしまって困惑気味だったりする。