030121.

あれもしたいし、これもしたい。実現させたい夢がたくさんある。
今まではただ考えているのみで胸のウチに秘めているだけで充分だった。
違う世界に飛び出そうと思っていても不安だらけで中々決断することは出来なかった。 1人暮らしから実家暮らしになって居心地のよさに甘えていた。
『人生は冒険だ』 そんなモットーをずっと抱えていた。夢の実現を願った。
願っているだけではどうにもならなくて自分でも散々迷った。
夢を追い掛けるべきか、それとも地元で続けるか・・・
両親にも言えず、一番近くにいた親友にも言えず。
ただ1人だけ、相談出来たのは東京で知り合った男友達だった。
彼は同じような考えの持ち主。私はそんな彼が好きだった。
結局友達のままだけど、たくさんのモノを彼から得ることが出来た気がする。
いつだったか、気分転換に東京に遊びに行ったコトがある。
バイト仲間数人と飲んでいた時、フイに2人きりになって彼に聞かれた。
「転職どうするの?」
「う~ん、まぁ仕事のコトとかお金のコトとか一杯問題が山積みだし・・・。
どうしようかな」
突然の問に私はそう答えることしか出来なかった。
答えは決まっていたものの、言葉にははっきり出来ない迷いがあった。
「思いきって上京しちゃえば?飛び込んでみないとわからないものだよ。」
迷っていたわたしに彼が投げかけた言葉・・・
それは当時のわたしが一番欲しかったものだった。
モヤがかかっていた自分の心が晴れ渡った気がした。
彼のその言葉に後押しされて今の私がある。 今はすっかり疎遠になってしまったけれど、今でも彼の言葉は胸の中に響いている。 多分、この先もずっと忘れることは出来ないだろう。 キッカケをくれた、大事なひとだから。