030129.
「2月に遊びに行くから」 突然の電話で妹はわたしにそう切り出した。
ただショッピングしに来るだけだというが、行きたい場所にどうやっていくのか判らないという。 こちらを気にしていたが、都合をつけることにした。
「そんなに東京に来たいんだったら上京しちゃえばイイじゃん」
数年前、進路に悩む妹にそういったことがある。
就職を決めていたものの妹はどこか不満げだったからだ。
「でもさぁ・・・、東京には行きたいけど住みたくはないんだよね。
・・・東京って住むところじゃなくて遊びに行くところだと思うんだ。
空気も汚いし、物価も高いし。」
「まぁ、そりゃそうだけど・・・」
「それに・・・姉ちゃんが居たらいつだって遊びに行けんじゃん」
「は!?」
「だって買い物しに行きたいだけなんだもん!青森の方が住み心地いいし。」
それから数年後、地元企業に就職するために帰郷を選んだわたしは、友人に対してその時の妹と全く同じ発言をしていた。
(あ・・・、妹と同じこと言ってるじゃん・・・)
顔も性格も全く似てないけど、考えはやはり似ている・・・、ふとそう思った。
結局また上京したけれど、それはいろんな方面に理由があった。
やりたいこと・叶えたいこともあったしプライベートな理由もあったりした。
が、いつかは地元に帰りたい。 東京は便利な街ではあるけれど、やはり落ち着きはしない。 住環境に自然を求めるのも、田舎育ちな故なのかも知れない。
・・・この先、考えがどう変わるか自分でも判らないけれど。
いつか答えを出す時に自分にとってベストな答えを出せればいいと思う。